GPU内蔵のIntelCPUが先ごろ発売されたようで
CPU部分が32nm GPU部分が45nmというアンバランスさは気持ち悪いものの
歩留まりの関係上しかたがないのかなあと


メモコンに引き続きGPUも内部にとりこむことで
一層チップセットへの依存度を下げた本製品群
メーカーとしては部品点数が減り回路はシンプルになり
大きな恩恵がありそうな感じ


対して競合には非常に厳しい製品
AMDはまだチップセットGPU機能が強いため対抗できる余地はあるものの
32nmがまだ遠い未来のためチップセット、CPUの性能UPには限界が
(事実、790GXの次世代、890GXの性能はスペックを見る限りいまいち進歩の無い内容。785G直後に言われていた795GXリリースの噂はどこへやら)


nVidiaにとってはさらに過酷
順調に立ち上がりかけたIONビジネスに真っ向からダメだしされるような製品。
ION2はまんまGPUという話もあり、それじゃあ誰も採用しないんじゃないかという
IONはあくまでチップセットのついでにGPUも大幅に強化できますよーという物なのに
CPUが内部でやっちゃうGPU処理に、さらに金かけて単体GPUを採用するメーカーが
どれほどあるか非常に疑問
(あくまで売れ筋のロー〜ミドルクラスのノートPCでのお話)
Fermiの開発にも非常に苦労しているようで、
他の部門がしっかり金を稼がないと非常に厳しい状況


で、とりあえず順当にIntelの32nmプロセスは走り出したよーですが
4コアは2010年に関しては32nmに移行しないとかなんとか
えーまじですか。
新プロセスへの移行をまず売れ筋商品に絞る経営方針は理解できるものの
4コア使ってるユーザーとしてみたら残念で仕方がないっす。
とっととQ9300から移行したいんだけどなあー。
AMDが大きな発表(大幅値下げや新CPU発表)でも行わない限り
Intelはなかなか重い腰上げなさそうな気がします。