また二週間放置とかもうね(ry

野球とサッカーの話
野球選手が大リーグに挑戦しようとすると、「もったいない」だとか「スター選手が流出」だとか言い出す人が必ず出てくる。この前の日米野球でも実況が「上原はこれで大リーグ挑戦に弾みがつく」とかそういう趣旨のことを言ったら、解説者が「行ってほしくないですけどね」とか言ってました。


対してサッカー
日本人が海外サッカーに挑戦ってのは野球と同じくメジャーになってきたけど、こちらは野球みたいに「えー 行くのかよ」みたいな空気は全く無く、ほとんどは「海外でもがんばってほしい」みたいな応援の声。

さて、この違いってなんなんだろう。端的に言えば日本の野球は保守的、日本のサッカーは革新的、ってことなのかな。野球界の偉い人はみんな、日本の野球のレベルを押し上げることではなく、まずは日本の野球界の人気を取る。日本の選手が海外に行ってレベルアップするという点についてはサッカーも野球も同じこと。
サッカーではワールドカップやオリンピックというでかい大会があるため、日本選手の育成、つまり海外への移籍も積極的に支援している。
対して野球は非常に閉鎖的なスポーツで、国の代表同士が試合する場なんてオリンピックのみ、しかもMLB不参加。そのため経営者は選手を世界に通じるレベルに成長させるよりも、まずは国内の野球を面白くして経営として成功させるということを前提として考えている。
なんつーか、こんな考え方じゃますますサッカーに人気取られるばっかの気がするんですが。
野球が人気を取り戻すには、まずは世界的な試合を増やすことが重要。今現在アジアカップやらワールドカップやらのプロジェクトが進行してるらしいんでここらへんは楽しみなところ。
それと経営者や解説者などの古株の意識改革。オリンピックでもそうだけど、国際試合に選手が数名もっていかれただけでブーブー不満言い出す奴の多いこと多いこと。上で述べてる選手の大リーグ挑戦も同じこと。行ってほしくないとか行くなとか言ってたらますます野球に愛想つかされるんじゃないかと。



まとまらないんで適当にぶちまけて終了。